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2010年6月

2010年6月11日

Neu NÜRBURGRING

L9998206実はNÜRBURGRINGに来るのは二年ぶりだった。その時から工事は始まっていたので実に三年越しでリニューアルされたNÜRBURGRINGの施設の変化には度肝を抜かれた。グランプリコースに隣接された新しいタワーやスタンドはこれまでのモノからは全く想像も出来ないほど巨大で近代的なモノであり、FERRARIやASTIONMARTINそして我がYOKOHAMAタイヤ等の立派なショールームが入った建物などはフランクフルトにあるデパートさえ想像させた。しかし、実はこのPROJECTは大失敗と断言してしまわなければいけない内容になってしまった。建設途中でそもそもの計画者であった有限会社NÜRBURGRINGは資金が続かず倒産に陥り、新たに手を挙げた新会社も完成を直前に挙手してしまい現在は国の税金によって経営が続いている状態なのだ。それでもこの施設が将来有望なものであれば良いのだが30万人近い人が集まる一年に一度のお祭りであるこの24時間レースの時でさえ一部のレストランやクラブ(若者の踊る方ですw)は閑古鳥な状態で、OPENさえしていない店舗も幾つか見受けられた。なので勿論普段の日は施設全体が異様なほどガランとしてしまい一体この後どうやって立て直していけばよいか誰にも皆目検討がつかない状態であった。巨大な建物の中を貫通し新NÜRBURGRINGのシンボルとして活躍するはずだったジェットコースターは未だに営業許可が出ておらずただのオブジェと化している。税金の垂れ流しによりドイツ国民が180度転換しこのサーキットに不満を抱かないことだけを祈るしかない。 明日につづく

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2010年6月10日

Dirk Horse

PhotoMANTHEYの5連覇はあるのかどうか?TEAM Schnitzerの5年ぶりのVictoryは?いやいやAUDI R8の今年の力の入れようは半端ないぞっ?!とパドックが騒がしい中密かに闘志を燃やしているTEAMがあった。StudieStyleでもお世話になっているBMWセミワークスTEAMであるSCHUBERTMOTORSだ。2006年に120d VLNでまさかの総合5位に入り、昨年、一昨年とZ4 M COUPE VLNで最もMANTHEYに迫った存在であった彼らがこの2010年に導入したマシンはそれこそM3GT2よりもニューカマーであるBMWMOTORSPORT E89 Z4 GT3(FIA)だ。今や耐久レース業界ではGT2クラスとGT3の優位性が微妙な所にあるのは承知の事実で、最大の敵であるMANTHEYさえも今年はGT3Rでの参戦だ。そう実はこのGT3RとSCHUBERTが選んだZ4GT3は全く同じ車重で、同じPOWERであり、昨日もご説明した前哨戦(VLN)でも9位/6位/10位と他車種と比べても全くデータの少ない車輌の割には確実に結果を残していた。そう、彼らのパフォーマンスは確実に万が一どころか十の一ほどの可能性でTOPを狙えるモノに仕上がってきており、MANTHEY/SchnitzerそしてAUDI R8勢ばかりに注目が集まる中確実にDirkHorseの筆頭なポジションに経っている事は彼らも重々自覚しており、それゆえ益々静かな闘志が不気味に光りいつもの彼らとは一味違った緊張感が深夜のPITに走っていた。 明日につづく

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2010年6月 9日

散々な前哨戦

1VLN(LANGETRECKEN MEISTERSCHAFT NÜRBURGRING)というニュルブルクリンクだけで年間10戦開催されている耐久シリーズがあり、特に開幕戦からの3Roundは24時間レースの前哨戦としてガチンコの戦いが行われており、ここでいかにセッティングを煮詰め結果を出すかが本番でのカギとなる。そんな中AMERICAN LE MANSシリーズでの実績はあっても他のどこにも似ていないこのNÜRBURGRING(特にノルドシュライフェ-OLDコース)ではほとんどデビュー戦となるM3GT2がどんな走りを見せるかは他TEAMからもかなり注目が集まっており、そんな中TEAM Schnitzerは開幕戦のRound.1でいきなり二位に入り、第二戦こそリタイアで早々に消えてしまったが直前のRound.3では2位,3位を獲得した。優勝こそなかったがこの結果は決して悪いものではない。しかしながら、それよりも強烈に宿敵MANTHEYRACINGはRound.1そしてRound.2で独走の優勝を飾り、優勝を逃した第三戦でさえもマメロゥRACINGが同車輌の911GT3RでTOPでゴールしMANTHEYの強さ、そしてPORSCHEの壁の厚さと高さばかりが目立った前哨戦となってしまい、いよいよ始まる本番である24時間レースを前にして我がBMWの優勝を予想する者はほとんど存在しなかった。 明日につづく

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2010年6月 8日

Stop the Manthey!Stop the PORSCHE!

Img_2727TEAM SCHNITZERが2004年そして2005年にE46M3GTRで優勝した後の2006年から昨年まで実に4年連続でPORSCHE911RSRを駆るMANTHEYRACINGが破竹の連勝街道を突っ走っている。奇しくもこの4年間でNÜRBURGRING24時間レースの人気はうなぎ上りでドイツ国内だけでなく世界中からマニアが集まる世界でも有数のBIGRACEに育っていた。昨年はAUDIがワークス+最強プライベーターの複数のR8LMSでその牙城を崩すべく盤石な態勢で挑んだが夢叶わず、BMWもシューベルトモータース達にこのレース専用と言ってもいいE86 M COUPE VLNを渡し二年連続で挑戦し続けているが、やはりその想いは届かなかったのである。Stop the Manthey!Stop the PORSCHE!これ以上の独走はプライドと威信を懸けて許されない。遂にBMWはワークスであり最後のカードであるTEAM SCHNITZERを5年ぶりに投入しマシンはALMSで活躍しているM3GT2を2台投入することを決めたのである。しかしMANTHEY-PORSCHEも5連覇の偉業達成に向けての意気込みは半端なモノではなく最新のRSRだけでなく、ナントハイブリッドのGT3Rをも投入すると発表した時点で今年のNÜRBURGRING24時間RACEが伝説のRACEとなることが約束されたのであった。 明日につづく

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2010年6月 7日

ヨーロッパ臭♪

Dsc_4146先日のautomotor und sport誌の記事の翻訳がようやく完成し(Thanksミドリちゃん♪)その内容は実に嬉しいものでした。世界一のBMW好きが創ったNIPPONのBMW好きに夢を贈るバイエルン州の一角に値するTUNINGSHOPとの紹介でした。そして、日本製の部品が溢れるのではなくBBS,BILSTEIN,KW,HELLA,RECARO等のヨーロッパモータースポーツの品物でメインが構成されていることをことのほか大きく評価されていました。これはたしか以前にアメリカの雑誌に大きく特集された時にも謳われていた記述でしたね。そう、実はこの話つい最近にも上がりましてStudie OPENの頃にある部品の納入でうちに出入りしていた業者さんの口からつい先日に聞いたのですが「うちはMade in Europeの品物しか薦めない!ルィヴィトンやROLEXやアルマーニを高いお金出して何故買うか?それはEuropeの臭いが商品のデザインや質感に溢れ出ていてお客さんはその臭いに価値を求め、高くても喜んで買うんだよ。日本製の製品は日本車につければいいっ!」と言われたそうです・・・このボクにwwwハイッ!たしかに始めてすぐの頃よくこの台詞言ってました。(勿論ホントにそう思ってました)でも実際やっていけばいくほど日本製でも良いモノや痒いところに手の届く様な優れた製品がたくさん出てきて次第にエアロパーツやホイール等表に目立つモノでなければいいやっ!っと取扱いを始め、そうこうしている内に3D Designなどの開発に絡む様になり、いつの間にか普通に(EUの製品のシェアを超える様なことは絶対ありませんが)取扱い今のStudieのバランスになっていると言うワケです(^_^;皆様もこのEUROPE臭って意識されてますか?ボクはいまだにクルマだけでなくカメラも時計も洋服も色んなモノにこれを意識し、それを好んでいます。BMWが好きな理由の一つでもありますからねッ!決してMade in Japanを否定するのではありません。日本の優れている製品もドンドン取り込んでいきましょ〜っ!でもドイツのBMWをベースにイジっていくわけですから、あくまでドイツのテイストを意識しながらのModifyが格好イィと思います♪今日はそんな感じのBLOGでしたッ(^0^)明日からちょっと趣きを変えて9日連続で今年のNÜRBURGRING24時間レースをストーリー立てて御紹介していきたいと思います。楽しみになさっていて下さいッ(^_-)

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2010年6月 6日

impカーニバルッ♪

_sdi0500_3実は私自身は初参加なのですが(^^;本日はautofashion impさんのお祭りであるスーパーカーニバル2010 in 舞洲スポーツランドにお邪魔しておりますッ♪昨年参加組からVolksWagenやAUDIがとても多いイベントと聞いていたのでフレッシュで勝負だぁぁぁーーーっ!!!っとX1とF10のニューカマー2台をひっさげて(あーんどケンタWide335とフアフアw)参上しておりますが人気はまぁまぁで安心しましたッ♪途中お友達のK編集長からTalkShowのお呼びがかかり業界の大先輩であるdort吉田社長と申年談義(笑)な話しのテーマはF10/New5seriesのイジリ方ッ!お喋り上手な吉田社長とのJoin'だったので10分の持ち時間はあまりに短く言いたいことの半分もしゃべれませんでしたが、要は「テーマを持ってバランス良くイジりましょ〜!」って感じでしょうか、違うかっ?!(^_^;;;でイベント自体は非常にユーザーさんとの距離が近いっていうよりもユーザーさんと一緒にイベントを開催している感じが非常にimpさんっぽく好感を持ちました。出来ることならばもっともっとBMWを増やし関西にもStudieアリッ!をアピール出来れば最高ですッ(^0^)Studie+KOBE-のみんなッ!もっともっと頑張って実現しようねぇ〜っ(^0^)

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2010年6月 5日

史上最強のタイヤッ!!!

_sdi0493いよいよこのタイヤが販売STARTですっ!その名もCONTINENTAL SPORT CONTACT5Pッ!冗談か本当なのかは不明ですがアジアで“4”の数字は縁起が悪いからってことでCSC3から一気に5となったと言うことですが重要なのは、今回発売になり史上最強と唱ったこのタイヤはその後継モデルCSC5の更にHi-Performance版のCSC5Pだと言うことです。わかりにくいかもしれませんがこの後にスタンダードのCSC5が発売になるのですが、その前にハイパフォーマンス版を先に発売し一気にCONTINENTALそしてCSCの名を拡めようと言う作戦だと思われます。で実はこのCSC5Pを幸運にも発売前にTEST出来る機会がありまして相澤M3で一般道から高速道路そしてサーキットと全ての路面を走りましたが本当にオーバーな表現ではなく“史上最強”のタイヤという表現があてはまります。もの凄いグリップレベルはサーキットでのSタイヤ装着に合わせてある相澤M3の足にも全く負けることがなくガツンと頭叩かれた様に効くSpecialbremboのハードブレーキにもしっかり対応しまして本当に数周のシークレットテストであれば我々でもSタイヤと間違えてしまう様な強烈な性能でした。(流石に周回数を重ねるとSタイヤの方が熱による変化が少ない)それでいて高速道路のウネリや一般道の轍にSタイヤの様に取られることは皆無ですし最新のタイヤ技術はここまで来たかっ!と本当に驚きの体験でした。そして丁度そのテストを終えた後にautomotor und sport誌でこのCSC5P含めて14種類ほどのタイヤをテストしている記事があったのですが、やはりこの5Pがダントツの評価を受けており妙に納得したものです。で唯一の不満というか欠点は用意されているサイズが少ないんです。なので皆様にお薦めっ!ってワケにはいかないのですが(^^;サイズがおありな方は是非次ぎのタイヤに検討なさってみて下さい。ホントにひっくりますよッ(^_^)

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2010年6月 4日

解ってきましたッ!(^_-)

_sdi0482今日はF10/New5seriesで神戸までDriveッ!出来るだけそれぞれの速度域でパーシャルのまま速度をKeepしSteeringの僅かな動きに対するクルマの制御(特にリアの操舵)そしてアクセルのON/OFFとブレーキングでのアシの動きを観察しようやくこの子が解ってきましたーッ!やっぱり昨日までほんのちょこっとあった違和感はインテグレイテッドアクティブステアリングによるリア足の動きだった様で、それが頭で理解出来る様になると自然と身体も馴染んできて神戸到着の頃にはすっかりこの子の今後のセッティングの方向性が見えてきたーっ!って所で凄いタイミングでaf impのK編集長より電話が入り「明後日のイベントでF10はこうイジル!ってTALKSHOWお願いできませんかー?」ってホントになんてタイミングなんでしょ〜(^0^)勿論WELCOMEですよーッ♪って最近生放送やYoutubeやUSTREAM等々色んなところで喋っているので、すっかり喋り好きな様なイメージが定着しつつある様ですがホントはそんなこと全然無いです。エー(ー△ー;が多い時はいつも困っている証拠ですからwwwそんなこんなで今日、明日はStudie+KOBE-におりまして、明後日はimpさんのイベントに参加しておりますので西日本の皆様どうぞ宜しくお願い致しますッ(^_^)

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2010年6月 3日

ニューカマー攻勢ッ!!!

_sdi0477_2昨日のX1に続き本日はNEW'5(F10)と新しモン好きの血がルンルン♪と潤っておりますが実は結構対照的な二台でございます。セグメント内のポジションであったりキャラクターが売りなX1に対しF10は伝統の“5series”という大看板を守るべく最新の機能(機関)を投入されまさにハシリで勝負ッ!の男気だったりロマンだったりを感じちゃう実は硬派なF10ちゃんでございますッ(^_^)で今日はまだ慣らし中ということでOwner(倉本取締役w)から頂いている許容回転数は4,000rpmッ!で8AT生かしてウォリャー(実際はそんなに気合い入れてないw)っとスルスル速度を上げていくととんでもない速度に達しちゃいますッ(実体験かどうかはtwitterでッ!冗談ですwww)で、試作のARQRAYマフラーもアクセルオフとパーシャルでは非常にジェントルで存在を忘れるほどですが、ちょこっとでも踏み込んでいくとしっかりとシャープでそれでいて研ぎ澄まされた感じのエクゾーストノートを奏でてくれます。一発目の試作でこの時期ですから相変わらず素晴らしいッ!このあたりはずーっとBMWばっか追い求めている経験値なんでしょうね。流石ですッm(_ _)mで写真のとおりすでに3D+ADVANSPORTで20"inch装着済みなんですが、これフツーに3シリーズであれば純正MSPO17インチみたいな感覚ではけちゃいますッ、この20インチがですッ(@0@)このあたりは流石に最新のシャーシでございまして純正アクセサリーでこのサイズまであるのも普通に頷けちゃいます。だってホントに乗り心地はトントンって感じでGOOざますがバネのみなので高速域ではちょっとホワンホワンに不満アリなのでサスペンション各社早めの開発をお願いしますって所でまだまだ打ち合わせは続きますwww(現在休憩中w)明日から神戸入りまーっす!西日本の皆様どうぞ宜しくお願い致しまーっす(^0^)

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2010年6月 2日

HappyDay♪(^_^)

L9998624幾つになっても何回やっても新車を発注してから手元に届くまでのドキドキ感って独特のFEELがありますよねっ♪何買おうっかなぁ〜?って時やどれにしよっかなぁ〜?って時はもう楽しくて楽しくてって感じで、それがいざ決まってハンコ押しちゃってから納車までの間は「早く来ないかなぁ〜ッ?あと何日かなぁ〜?」って昔から待つのキライ(笑)な私は胸が締め付けられる様な想いになりまして(爆)それが得意の逆さカレンダーが始まるラスト10Daysくらいからは、また高揚感が戻ってきて前夜にピークを迎えますッ!ハイあまりよく眠れませんwwwと言っても今回は妻のクルマだったのですがハイCM通りのマラケッシュブラウンですッ(^0^)横浜店で受け取って、まずは停車状態の室内に乗り込み「あっステアリングしょぼい?!」が第一印象ッ!(もちろんすぐ変えちゃいます)でいつもやるドアバイザー表側にデカデカと貼ってあるご注意ステッカーを剥がして裏側に移植するのは毎回の儀式ッ(喫煙時代は更にスモーキングルールもありましたがw)で、早々に荷物を積み込み東京店まで初のDriveに出発ッ!17インチのノーマルな割には以外に馬車の様にドタンバタン突き上げますね〜ッ(-_-)アライメントもちょっと狂っている様でちょい右に取られます(-_-;)第三京浜に乗るとドアミラーの風切音の大きさにビビり3,000rpmKeepでドンドン上まで速度を上げてった所でトラックが割り込んできたのでブレーキをちょい強めに踏んだら意外に効きません(^_^;でもってUSB刺す所があったのでコレはイィ♪とiPhoneを繋いだら音は出ず(; _ ;)後で調べたら専用のケーブルが必要でした。そうこうしている間に東京店に到着しました。まぁまぁ、もう他の車種ではお役ゴメンなN46B20Engineですし今回は最新のX-Drive systemもありませんし(FRですからw)ハッキリ言って機関は目新しいモノはありません。(コードはE84ですからね)それでも何だかワクワクしますしドキドキ出来ますX1ッ!AUDIのオールラッドクアットロを初めて見た時の様なアイデンティティをX1は持っていると思うのでダメな所はぼちぼちModifyして改善していけばいいだけですから、これからの付き合いがと〜っても楽しみッ(^_^)仙台号もありますしお隣のADVENT号もありますのでかなり賑やかぁ〜な感じにやっていけると思います。X1買った皆様!買おうと思っている方々ッ!胸張って明るく元気に盛り上がっていきましょ〜ッ(^0^)

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