今日のblogはちょっと長くなります(^_^;いよいよBODYDAMPER(YAMAHA名:PERFORMANCEDAMPER)for BMWの発売が来週末よりSTARTいたします。第一段はE90/91の3シリーズ(335iのぞく)用ですっ!で、このBODYDUMPERとは何ぞや?と言う所を本日は簡単に(出来るだけ解りやすく)御説明させて頂きたいと思います(^_^)まず、このPARTS自体はYAMAHAさんが開発(世界特許)した全く新しい部品になります。すでに幾つかの新しいクルマには標準装備として装備されており、10年後にはDAMPERのついていないBODY(車体)はすべてのメーカーから無くなるのではないかと思います。普通DAMPER(ダンパー)と聞くと足回りのショックアブソーバーを思い浮かべると思いますが、理論は一緒です。足回りでお話すると、スプリング(バネ)だけで自分のクルマが走行する姿をイメージしてみて下さい。壊れたカエルのおもちゃみたいになります(笑)その動きをダンパーがジワーッジワーッって動きで抑えて今のしなやかな動きが出来ております。ボディも同じだったんです!あれだけ(約3〜5M)大きく長い鉄の塊に縦から横からGがかかり、ボディはよじれます。で、そのよじれたボディが元に戻ろうとする時の動きは、ダンパーの無い縮んだスプリングがまさに伸びてビヨォ〜ン、ビヨォーンと踊る動きと同じだって事にYAMAHA技術陣は気付いてしまったワケです。その動きは勿論、走行性能の安定を妨げ、タイヤと路面のグリップをも不安定にします。どんなに良いアシを入れようが、高価なタイヤを装着しようが、それを受け止めるBODYが暴れているのですからどうしようもありません。逆に言うと、その動き(反動)を止めてあげれば、どれだけ乗り味は良くなるかは皆さんイメージ出来ますよね(^_-)さて、そこからは徹底的な開発!開発!開発!ですっ。F1やTOYOTA、VOLVO,SUBARU等様々なクルマを開発してきたYAMAHAさんならではの技術により、丸裸にした開発車両のフレームに、最新のコンピュータシュミレートで最も振動を抑えるのに効果的な場所を探し出します。バネ化しているボディは全体で共振している箱ですから前後で抑え込むのは言うまでもありません。そして、そのダンパーの固さ(減衰)も何十種類もの中から、そのクルマにあった最適な固さをコンピュータ&実走で決めていきます。この実走がまた凄いッ!何度かこのBLOGでも紹介させて頂きましたが、YAMAHAさんが世界に誇るTESTコースにて複数のDRIVER&我々の様な一般人(笑)により、ドンドン意見交換しながら決めていきます。机上の計算で終わらない所がYAMAHAさんの最も強い所かもしれませんね。さて、いよいよ「FOR BMW」の発売開始ですッ!最初はE90/91の3シリーズ用(335iのぞく)ですッ!間違えないで欲しいのは、上記の効果が売りのパーツですからいわゆるボディ補強パーツではありません。バネは固ければ固いほど、反動も強いですよね?つまり、ボディ剛性の高いクルマほど、このボディダンパーの効果は大きくなるワケです。(タワーバーとは逆です)十年後には
「えっ?!昔のクルマってボディにダンパーついてなかったですかっ???」
って目を丸くする若者がたくさんいる事でしょう(^_^)さぁ、もう説明はいりませんね!新しい時代のシャーシを体感下さい。発売は来週末予定ですッ!!!お値段は前後セットの1台分で114,000円ですッ(^0^)