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2015年7月28日

火 花

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今日は久しぶりのOFF

何日ぶりだろう

昨晩の深酒がたたり

波乗りは早々に諦めた

海にはもう一ヶ月以上も行っていない

頭上のお皿はカラカラだ

Amazonで購入はしたものの

読んでない本が山積みになっていたので

まずは、一番読みたかった

最新の芥川賞作品を手に取った。

 火 花

そう、お笑い芸人の又吉さんが著書と言う

ちょっと変わった話題の作品だ。

最初の3〜4ページ目からグイグイと

その独特の文章と

非常に日常的なシーンのGAPに引きこまれた。

比喩の巧みさと、リズムの良い展開で

あっと言う間に一冊読み終えてしまった。

僕は単なるクルマ屋さんで

評論家でも論評家でもないので

ここから先は単なる素人の戯言として

聞いて頂きたいのだが

とても面白かった!

先輩芸人の伝記を作るという設定ながら

彼自身の伝記の様にも読めた。

おそらくかなりの部分が現実にあったこと

なのだろう。

お笑い芸人とはここまで日常から

お笑いのPROなんだってことを知らされ

その生き様に素直に感動出来た。

また、それを形にした又吉さんの才能にも

芥川賞獲得が納得出来、そして尊敬出来た。

世の中にはすごい人がたくさんいる。

でも、又吉さんは特異で個性的だ。

表舞台の人なのに何というか内向的と言うか

協調性に長ける感じがしないと言うか

そう、一般的な人気者キャラでは全くない。

だからこそ、今まで隠されていた才能が

この一冊で世に知られてしまったのだから

彼の人生の変化は想像を絶するものだろう。

凄いなぁ〜!

格好イィなぁ〜♪

僕は残念ながら(?)彼とは全く異なる

キャラだが、だからこそ彼の今回の受賞によって

彼の隠されていた才能が表に出るって感じが

本当に格好いぃなと思った。

そして、今日のブログの文章をあらためて読んで

僕にはその才能は皆無なことが

気持ちいぃほどわかったw