まさかの永久欠番No.2

昨年末に創業当初からの常連様であり友人であったN氏が他界してから僅か71日後にまたしても訃報が飛び込んできてしまった。“Studie R@cing”という初期の常連様が立ち上げたStudie AGで繋がる部活の様なクラブの会長職であったHBさんがまさか57歳という若さで心筋梗塞でお亡くなりになってしまった.....本ブログでもBMW Familie!等のイベントでも、そしてStudieStyleやそうそうあのLEONでも何度となくStudieのシンボルとして大活躍して頂いたあのMトリコロールノーズが特徴的な世界一美しいM6COUPEのOwnerである。訃報が届いたのは先週の出張先の岡山だった。その後の神戸店の道程はどこをどう通ったか全く覚えていないし、正直呆然としただけで実感が無かった。そして、その夜は独りで酒に酔って溺れてつぶれた。ひたすら逃げる為なのか実感させる為なのか自分でも判らないが意識が飛ぶまで酔って酔って、そして泣いた。齢43にして涙が枯れた体験も初めてであったが、それでも水の出ない涙が止まらなかった。HBさんが初めてStudieに訪れたのは今から15年も前にE39/540iで来店し日本ではまだ発売していなかったE39M5のPARTSを着けたいんだけどなぁ〜なんて相談を受けて、奥の倉庫からリアスポイラーやミラー等のM5パーツをお見せしたら子供の様なリアクションで驚き、そして最高の笑顔を頂戴した。その後、本当はE24M6が小さい頃からの憧れなんだよなぁ、って話からじゃあ買いましょう！ヤフオクで何か凄く綺麗なの出てましたよっ！（高いけどｗ）なーんて見せちゃったら凄く目キラキラさせて翌日には僕には内緒で見に行って「買っちゃったぁ〜♪」みたいな無邪気さは、その一見その筋の方か？！と思える様な強面な外見と裏腹でその魅力に男ながらとても惹きこまれていった。インターネットが蔓延しBMWおたっきーずを始めとしたネット系自動車クラブが流行ってくると「オレはそういう薄っぺらな感じ好きじゃねーんだよ」とか言いながら一度参加してみなさいよ、と紹介したOYADIESにどっぷりハマり（笑）そんなキャラなんでどこに言っても人気者でたくさんの友人をドンドン作っていたし、買ったばかりのM6で真逆なサーキット走行にもハマりにハマり最新のM3相手に「コンマ２秒負けたぁーっ！！！」っと本気で悔しがっていた姿は今も瞼に焼き付いている。本当に魅力的な方だった。明るくてユーモアが常にあって優しくて破天荒で、それでいてどこか可愛らしいのにいつも廻りにばっかり気をつかってて...ココ最近は僕が偉そうに忙しぶっていたせいもあって月に一度位しか呑みにいったりは出来ていなかったがとってもハートで繋がっているつもりでいて、将来はStudieでClassic Studieなんて一緒に会社創ろうぜっ！なんて言っていたのに、言っていた矢先だったのに...まだ心の整理が全くついていない状態で今日のブログを書いているのでまとまらないのは仕方がない。とにかく今の時点で言える事は、HB会長ッ！M6はお預かりしますから安心して上で安らかに、そして楽しく豊かに後世を過ごして下さい。きっと僕らも遅かれ早かれそっち行きますから盛り上げておいて下さいよぉ〜ッ♪また逢えるのを楽しみにしてます。それまでホントにお元気でッ！(^_-)