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2011年4月 7日

Ein deutsches Requiem

L1000110ARTではよくあることですし、サーフボードなんかでも伝説のサーファーが削っている板が彼の死後人気が急上昇したりプレミアがつく事が多々あります。ただ、我々自動車産業では今までそんな体験は過去に一度も無いのですが(あのエンツオが無くなった後でもフェラーリの値段が急騰したというのは聞いたことが無い)最近本当にHAMANNの人気が高く、車種問わずエアロにWHEELにとこの暗いNewsばかりの中一人異彩を放っています。そのHAMANNの総帥であり創業者であるRichard HAMANN氏が53歳の若さで他界してしまったのは以前本ブログでもお伝え致しましたとおりですが、きっと彼も天国でこの人気ぶりを喜んでくれていると思いますっ!今後は娘さんであるメラニー・ハーマンさんが事業を引継ぎ、これまでリチャードと一緒に働いてきた22人のスタッフ全員が強く結束し新生HAMANNとして益々活躍してくれることでしょう!最後にリチャードと最も親好の深かった日本人であるドイツ在住のMさんからお聞きしたリチャードの口癖を紹介させて下さい。

「辛い時や苦しい時期には常にアクセル全開ッ!」

Racing Driverだった彼らしい力強い言葉ですね。常になんて僕ら一般人にはとても出来ない事ですし、今回の様な震災で被害にあわれた方には正直非常識の様にも聞こえる台詞ですが、みんなそうしよう!って事ではなく「オレはいつもそうしてきた」って強さがリチャードにはあり、その強さがHAMANNというブランドをより輝かせ魅力的に映すのではないでしょうか。リーマンショックから始まり今回の震災で決定的になった暗いムードの中、ますますHAMANNに人気が集中するのはどこかそんな強さが自然とエアロパーツやホイールのデザインにも現れていてるからではないでしょうか。凄く古典的ですが太く短く、やっぱり凄い男でしたね。ホントにそう思います。

PS:Studieフォトコンテスト2011の申し込み期限を4月末まで延長致しました(^_^)


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