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2010年4月10日

NIPPONの誇りっ!

L9997877_2塵一つ無く綺麗に丁寧に使い込まれた工場は見渡す限り機能的に整理整頓され世界一の製品を生み出すことだけに存在していた。またそこで働く全てのSTAFFはその世界一の製品を創っている誇りと自信に満ちあふれており、それは自身の能力をフルに集中して働く背中に現れていた。自然と工場内の空間は独特の空気を生み出し、奇しくも2006年に訪問したTEAM SCHNITZER(SCHNITZERMOTORSPORT)のFACTORYのソレと全く同じ聖なる空気であることを気付くまで時間は数分とかからなかった。ワシマイヤー株式会社。ご存じBBS WHEELの鍛造部門を一手に引き受ける世界に誇る我がNIPPONの技術集団である。その歴史は1971年に遡りもともとは合成繊維を巻く部品を鍛造で製作していた会社であったが1983年よりドイツBBS社と技術提携し自動車用のアルミホイール製作を開始。軽量と剛性を非常に高いレベルで両立させ個体差や不良品のほとんど無い、従来のアルミホイールとは確実に一線を画した製品は瞬く間に世界中で大HITとなり、そこからBBS伝説という名のワシマイヤー歴伝がSTARTしていったのであった。興奮を抑えられぬまま別棟に案内されるとそこでは製品テストのラインが組み込まれており、これまた休むことなく絶えず稼働していた。世界中の工業規格を軽く上回る厳しすぎるほどの社内基準は自らの製品に対する自身の現れであろうが、逆に言うとこのテストはワシマイヤー製品以外のWHEELでPASSすることは不可能だと思われるほどである。それ以外にも細かい塗装の仕上がりをチェックしたり職人の手と眼によって出荷前の最終の製品を厳重すぎるほどに調べているサマを見るに、我がStudieでも15年間扱っていて製品不良は一本も無かったことが妙に頷けるのであった。他にもフルオートメーションのロボットや重機がまさにマシンのごとく熱い火の横で働き続けていたり、この工場が交代制で24時間動き続けていることを知るなど聞くのも語るのもキリがないのでココで筆を置きますが、世界一の製品を生む会社には世界一の工場があり、世界一のプライドを持った約150人の職人達がいたことを皆様にご報告するとともに、何故いつの時代もBBSなのかをハッキリ理解出来た嬉しさを持ってまた明日から胸を張ってBBSのWHEELを皆様にお薦めしたいと思う。
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