お世話になりました
全てはここから始まりました。
2008年の4月23日に当時フジスピードウェイパドックにあった
Studie R@cingガレージにて数社のメディア様に向け
SUPER-GT2008シーズン途中からのBMWでの参戦を発表しました。
GLADさんとのタイアップ参戦で初年度は今考えても話にならない
ほど走ってはダメ、いや走れない事もあり
それはそれはあり得ないほどの大苦戦STARTでした。
翌年2009年に幾度かのバージョンアップで徐々に
ポテンシャルアップの手応えはあるが、それでもTOP10との
距離はとてつもなく遠いモノでした。。。
続く2010年は我々Studieとしては一年休息を頂き
翌2011年にStudie自らエントラントとしてGOODSMILERACINGと
二人三脚で新たな決意を固めたマシンは
BMW Motorsport製造のE89/Z4GT3。
しかも、その当時はまだ知り合ったばかりの今や最も仲の良い
ドイツ人であるSCHUBELT MOTORSPORTのチーフエンジニアである
Stefan Wendel氏のイチオシの中古車を購入し
そのマシンは僕らにSUPER-GT GT300CLASSチャンピオンの
称号を与えてくれました。
勿論、谷口伸輝&片山右京両氏のチーム加入は想像以上のPOWERと
POTENTIALがあってこその結果でもありましたが
成り入りモノでチャンピオンの座を得て迎えた翌2012年は
決して調子に乗っていたワケではなく、スポンサー様の絡みからの
Z4GT3二台体制で、谷口のパートナーは世界のTK片岡龍也ッ!
しかし、これが今一つ機能せず連覇の難しさと共に
二台体制の独特の困難にぶち当たる結果となりました。
そして、チャンピオンカーは一台しかいないのだからと前年の反省を受け
最強の布陣による一台体制で迎えた2013年は最後まで若干の運に恵まれず
結局シーズン3位で終了。。。
まぁ、さくっと書いてしまえばそれが全てですが、この中には様々な
ドラマがあり、それは僕の人生においてかけがえの無い
素晴らしい想い出でした。
特に想い出に残るレースは初優勝の2011SEPANと2013の鈴鹿ですかね。
僕は今日GOODSMILE RACINGさんとの別離を宣言しました。
来期からは新体制にて、よりBMWユーザーに喜んで頂ける体制にて
再出発致します。(発表は二月末を予定しております)
とにもかくにも今想う事は
GOODSMILEさんへの有難うございました、という気持ち
ホントにお世話になりましたという気持ち。
そして、それ以上に個人スポンサーの皆様への
GSR&Studie with Team UKYOを応援し続けて頂いて
有難うございました!という気持ちが全てです。
本当に有難うございました。
2014シーズンからはライバルチームとなりますが
僕はソレがBMWである以上最大限の自らのチームと
変わらない体制作りに協力する事をここにお約束致します。
それが少しでもこれまでの恩返しになる事を信じて。
本当に有難うございました。