STARTッ!そしてまさかの・・・
他のどのレースにも似ていない独特の圧で構成されるローリングスタートからいよいよシグナルがグリーンに変わった。途端全員が目を疑う様なSpeedでゼッケン#1のMANTHEYディフェンディングチャンプが“予選なんてこのレースには何にも関係無いんだよ”とでもあざ笑うかの様に一人異次元な速度でTOP4台のAUDIに襲いかかり、あろうことかノルドシュライフェに入る前にGPコース上で早くもTOPに立ってしまう。ありえない。この時点で更にSTOP The MANTHEYの壁はより高くそびえ立ちイヤなムードが流れたのもつかの間、今度は更に信じられない絵がモニターから飛び込んできた。ディルク・ヴェルナーのDriveする#26の方のM3GT2が高速コーナーでコースアウトし、かなり激しくコース脇の壁に左前方から側面にかけてクラッシュしてしまった。バンパーやフェンダーさらにはサスペンションを大きく大破しており結局1時間以上の応急処置でコースに復帰するが順位は180台まで落ちてしまった。まさに天と地。雲泥の差のSTARTとなってしまった。しかし、ドラマティックな展開はまだまだ序盤でしかないことにこの時点では誰も予想すらしていなかった。 明日につづく
※今日の記事が実に2000回目の本BLOGでございました。いつも御愛読有難うございます。20000回そして200000回目指して頑張りますので、どうぞ今後とも宜しくお願い致しますm(_ _)m